2014年08月31日
ワイン会レポート 2014年8月
* プロヴァンスのワイン! *
8月のワイン会、全日程が終了しました!
多くのご参加ありがとうございました<(_ _)>
ワインと料理の紹介です!
≪WINE≫
2011 Ch. La Calisse Patricia Ortelli Blanc
プロヴァンス土着の白葡萄ロール種を主体とした白ワイン!
フレッシュな酸味とトロピカルな果実味が持ち味!
この地方の郷土料理ブイヤベースをはじめとして
魚介料理によく合う白ワインです!
2012 Ch. Les Valentines Rose
フランス3大ロゼワインのひとつプロヴァンスロゼ!
グルナッシュ種、サンソー種を用い、繊細で上品な果実味と酸味の
洗練された風味が心地よいロゼの傑作!
2008 Ch. La Calisse Rouge
シラー種とグルナッシュ種が同量ブレンドされた赤ワイン!
第一印象はシラー種独特の力強い風味が目立ちますが、
時間の経過とともにグルナッシュ種の柔らかい果実味が表れてきます!
スパイシーな風味も併せ持ち、濃厚なお肉料理にぴったり!
2009 Ch. Les Valentines Rouge
こちらはシラー種を主体とし、カベルネソーヴィニヨン種、
ムールヴェードル種・・・等、5品種がブレンドされた赤ワイン!
前出の赤ワイン同様、最初はシラー種の風味が強く感じられますが、
じんわりとカベルネソーヴィニヨン種のエレガントさが表れてきます!
こちらもしっかりとしたお肉料理にとってもよく合います!
≪テイスティング総評≫
日本において南仏ワインと言えば、
地中海沿岸西側のラングドック・ルーション地方のワインを指すことが多く、
東側のプロヴァンス地方のワインは、その地方の知名度と反比例して
飲む機会が非常に少ないと思ったのが今回のテーマのきっかけでした!
プロヴァンス地方は、マルセイユという大都市や
ニースという高級リゾート地を有する為か、
洗練された風味のワインが多いように思います。
特にご参加のお客様に高評だったのがロゼワイン!
繊細な果実味と酸味が持ち味の優雅なプロヴァンスロゼを味わい、
ロゼワインの美味しさを再発見された方も多かったようです!
≪前菜≫
前菜はイワシを使った一品!
頭、ヒレ、ハラワタを取り除いて・・・
軽くソテー!
ソテーした後に骨を抜きます!
じゃがいも、玉ねぎ、にんにくをオリーブオイルに浸し、
ローズマリーを加えてオーブンでじっくり火入れ!
火入れ完了!
ムーランでマッシュにしてじゃがいもコンフィの出来上がり!
じゃがいもと玉ねぎの甘味が一体となってとっても美味しい♫
にんにくとローズマリーの風味が心地よいアクセント!
ボイルしたヤングコーンを敷いて、まず一層目のじゃがいもコンフィ!
続いてイワシ!
イワシを敷き詰めたら・・・
二層目のじゃがいもコンフィ!
イワシとジャガイモ・コンフィのミルフィーユ アイオリソース
イワシの旨味と塩味、ジャガイモコンフィの甘味がベストマッチ!
ガーリック風味のアイオリソースと、
スウィートバジルのソースでお召し上がりいただきました!
フレッシュで果実味溢れる白ワイン、ロゼワインにぴったりな前菜です♫
≪メイン料理≫
メイン料理はスパイスとハーブが効いた
ほろほろ鳥を使った地中海料理!
オリーブオイルを熱して、
ニンニク、クローヴ、ナツメグ、クミン、シナモン等を入れ、
スパイスオイルを作ります!
玉ねぎ、白ワイン、ブイヨンで
表面を焼いたほろほろ鶏のもも肉を煮込みます!
オニオン・ブランと呼ばれる(勝手に命名)
玉ねぎペーストと白ワインを合わせたもの!
オニオンブランとローズマリー、タイムを加えオーブンでじっくり火入れ!
火が通ったら先ほど作ったスパイスオイルをかけて、
さましながら一晩ゆっくりと味をなじませます♫
お召し上がり直前にロースト!
テリーヌ独自の一工夫!
ほろほろ鳥のタジーヌ
柔らかくほぐれる旨味たっぷりのほろほろ鳥!
ハーブとスパイスがたっぷり入った煮汁のソース!
南仏野菜のグリエとクスクスを添えました!
濃厚でスパイシーなプロヴァンスの赤ワインにふさわしいメイン料理です!!
≪パン≫
濃厚なワイン、ハーブとスパイスの効いた料理に合わせて、
生姜の風味のジンジャーバゲットを焼いてみました!
全粒粉とリスドオル粉にジンジャー粉を少し混ぜて成形!
焼きあがったら・・・
熱々のうちにジンジャーシロップを塗布!
生姜の風味がほんのり香るバゲット!
ワインや料理が進みます♫
ありがとうございました
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Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 19:17│Comments(0)
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