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2015年01月31日
ワイナリーツアー報告 Vol.13~リヨンでの1日
ボージョレーから南へ約1時間、リヨン市に到着しました!
フランス第2の都市でパリとは違った魅力の街!
随行の通訳ガイドF氏がリヨン在住の方なので、
市内観光のガイドをお願いいたしました!
バスの車窓から左前方にリヨン名物”だまし絵”が見えます!
その昔、窓の数に税金がかけられた時代があり、
税金逃れのため窓をつぶし、
かわりに窓の絵を描いたのが始まりだそうです!
前方に見えてるのはだまし絵というより壁画レベル・・・
しかも本屋の宣伝・・・
まずは腹ごしらえ!F氏おすすめのお店でランチ!
このお店はMOF(国家最優秀職人賞)を持つシェフがいらっしゃるそうです!
前菜はレンズ豆のスープ!
※MOFとは・・・フランス文化の最も優れた継承者たるにふさわしい
高度の技術を持つ職人に授与される称号。
対象は料理をはじめ工芸品、園芸等、約180職種に及びます。
メインはホタテのロティ!
別盛りでジャガイモのオーブン焼きやグラタンが出てきました!
デザートは10種類位からチョイス!
皆様、お好みのデザートをオーダー!
リヨンはブルゴーニュとローヌの境の街!
南下してくるとブルゴーニュの終わり、ローヌの始まりというイメージ!
ワイン産地はボージョレーが最も近いので
ボージョレーのワインをセレクト!
ごちそうさまでした
Daniel et Denise
156 rue de Créqui 69003 Lyon
04 78 60 66 53
HOMEPAGE
続いて市内観光!
世界遺産の旧市街地区!
趣のある古い建物が続きます!
イタリアから来た商人が建てた建物なので
デザインがどこかイタリア風!
旧市街の見所のひとつが、
『トラブール』と呼ばれる、建物を貫く抜け道!
その昔、建物が密集する旧市街地区において、
通行の利便性を考えて、建物の持ち主同士が話し合い、
抜け道を造ったそうです!
いまでも住人の生活の道となっており、
観光できるのは上の写真のプレートが掲げられている所のみ!
さっそく入ってみます!
入ってみたのは、4つの建物を貫く最長のトラブール!
中庭があり、そこに住む人の生活が垣間見られます!
建物の面積を有効に使うため、
階段部分を塔のように別棟にした工夫!
この時代にはよく見られる建築手法だそうです!
リヨン市街を一望できるフルヴィエールの丘!
この丘にそびえ立つのがノートルダム大聖堂!
フルヴィエールの教会は聖母マリアに奉献されており、
19世紀中期に黄金の聖母マリアが捧げられました!
撮影位置の都合で後姿のマリア様!
外は一部修復工事中ですが、中には入れます!
目に付くのは豪華な内装!
天井の装飾も着色された見事なモノ!
今回、いくつもの聖堂や寺院を拝観しましたが、
ここがいちばん豪華でした!
夕方ホテルにチェックイン!
その後、ディナーの時間までフリータイム!
市内中心部の散策に出かけました!
F氏おすすめのデリカテッセン!
手作りのテリーヌやマリネ、焼菓子が並んでいます!
夕方だったため、お客様が次々と入ってきました!
いくつかテリーヌを買ってホテルで試食!
塩味も強くなく、素材の自然な美味しさが引き出されています!
路上パフォーマー!
ベルクール広場にて自撮り!
はるか後方に、昼間観たフルヴィエール大聖堂が
ライトアップされています!
LEON DE LYONにてディナー!
かつては各国首脳も訪れる2つ星レストランでしたが、
2007年に星を返上し、リヨンの郷土料理の店になったそうです!
内装はレストラン時代のままなので、いいカンジに豪華!
ツアーのスケジュールもすべて終わり、
パリに帰ってからはオールフリータイムなので、
このリヨンでのディナーがご参加の皆様が集まる最後の夜です!
アミューズはパイのようなグジェール!
今回、訪れた先々でグジェールが出てきました!
オーソドックスなシュー生地のものや、
細長いバゲットのようなもの、
いろいろな形があるのだなと思いました♫
前菜のフォワグラのテリーヌ!
クリーミーで濃厚なお味!
ホタテのクリームソース!
セレクトした白ワインととっても合ってました♫
お皿の左側に載っているのが
『セルヴェル・ド・カニュ』と呼ばれるリヨン名物のチーズ料理!
フロマージュ・ブランにシェーブルチーズやシブレットを加えて作ります!
直訳すると『絹職人の脳みそ』
繊維産業が盛んだった時代のリヨンで、
絹職人たちが好んで朝食に食べていたのが現代に伝わった料理です!
見た目が脳みそに似てるところからその名が付いたのだとか・・・
デザートはチョコレートのマカロン!
チョコレートのアイスクリームがはさんでありました!
ハンバーガーサイズの大きさ!!
リュイナールのシャンパーニュで乾杯!
ローヌの天才醸造家イヴ・キュイロンのサンジョゼフ・ブラン!
食後はデザートワインやマールで最後の夜を楽しみました!
ごちそうさまでした
LEON DE LYON
1 rue Pléney - angle Rue du Plâtre 69001 LYON
04 72 10 11 12
HOMEPAGE
ワイナリーツアー報告 Vol.14~パリ・グルメ へ・・・
2015年01月31日
ワイナリーツアー報告 Vol.12~ジョルジュ・デュブッフ ワイン博物館訪問
ボーヌからさらに南下ボージョレーに到着!
ボージョレーの帝王ジョルジュ・デュブッフ氏が
私財を投じて建立したワイン博物館を見学!
建物に入ると広いスペースのカフェ!
ここが入口です!
まず古代からのワイン運搬の歴史の展示!
これは古代のワイン運搬船の模型!
19世紀初頭の巨大な圧搾機!
これは実物で、わずか6台しか現存していないそうです!
コルクを打ち込む機器!
これは真冬の霜害を防ぐ機器!
釜の中で焚き木をして、煙を放出しながら葡萄畑の中を移動し、
葡萄の樹の凍結を防ぐ手法!
これは現在でも使用されている手法で
今回もバス移動中にあちこちで見かけました!
膨大な展示物を見た後、地下道を通って別棟へ!
その途中で実際のセラーを見ることが出来ました!
遠くに見えるおじさんは、樽からワインを少量抜き、
ひとつひとつテイスティングして状態をチェックしています!
ボージョレーの各地域ごとの土壌の見本!
一括りにボージョレー地方と呼べないほど、
地域ごとの土壌には差があります!
CGを使ってボージョレー地方を空から疑似体験するアトラクション!
スクリーンの映像に合わせて足元が動き、
本当に空を飛んでるようなカンジ!
揺れ系アトラクションの苦手な方にはつらいカモ・・・
このあとのテイスティングが心配・・・
ビアホールのような広々としたテイスティングルーム!
何から何までゼイタクに造ってあります!さすが帝王
テイスティングは白1種、赤2種!
ボージョレーワインの幅広さ、奥深さを感じました!
ヌーヴォーもその魅力の一部ということですネ♪
ありがとうございました
ワイナリーツアー報告 Vol.13~リヨンでの1日 へ続く・・・