2018年02月15日

デギュスタシオンⅥ

Prive
wine-kai

Le 14e Février 2018
DégustationⅥ


Bourgogne Blanc



icon152 第6回目のブラインドテイスティングの会!

今回はブルゴーニュ6つの生産地域の白ワインがテーマ!

テイスティングには、ブルゴーニュのほとんどのAOCワインを所有する

ルイ・ジャド社のワインを使用しました!

※ボージョレーのCh.デ・ジャックはルイ・ジャド社の資本下です。




icon152 2015 Chablis

【地方】 シャブリ 【A.O.C. 】 シャブリ
【醸造方法】 ステンレスタンクにて3~4ヵ月発酵
【熟成方法】 ステンレスタンクにて約6ヵ月熟成

6つの生産地域の中で北端に位置するシャブリらしい
キレのある酸味とミネラル感を感じます。
乳酸発酵をさせないフレッシュなリンゴ酸の香味、
やわらかく凝縮した果実味等、繊細さが特徴です。



icon152 2014 Marsannay

【地方】 コート・ド・ニュイ 【A.O.C.】 マルサネ
【醸造方法】 オーク樽にて発酵
【熟成方法】 オーク樽にて熟成

酸味と果実味のバランスが絶妙です。
発酵と熟成にオーク樽を使用していますが、
樽香は強調されず、果実味を下支えしています。



icon152 2014 Saint-Aubin

【地方】 コート・ド・ボーヌ 【A.O.C.】 サントーバン
【醸造方法】 オーク樽にて発酵
【熟成方法】 オーク樽にて9ヵ月熟成

オーク樽由来のナッツの香味をハッキリと感じます。
果実のボリュームがあり、酸味は比較的穏やか。
今回の6種の中でもっともフルボディで、
白ワインの銘産地コート・ド・ボーヌらしい1本です。



icon152 2015 Bouzeron

【地方】 コート・シャロネーズ 【A.O.C.】 ブーズロン
【醸造方法】 ステンレスタンクにて発酵
【熟成方法】 ステンレスタンクにて70%、オーク樽にて30%熟成

唯一アリゴテ種を用いた白ワイン。
他のワインとは違う雰囲気の果実味が感じられます。
近年のアリゴテ種の栽培法、醸造法の進歩で、
かつてのような強すぎる酸味は感じませんでした。
上質な白ワインに仕上がっています。



icon152 2015 Pouilly-Fuisse

【地方】 マコネ 【A.O.C.】 プイィフュイッセ
【醸造方法】 ステンレスタンクにて60%、オーク樽にて40%発酵
【熟成方法】 ステンレスタンクにて40%、オーク樽にて60%熟成

南部の生産地らしい厚い果実味が特徴です。
オーク樽の使用を抑えてあるため、
樽感は控えめで、爽やかさとの調和が感じられます。
北端のシャブリとは対極にあるブルゴーニュ・ブランです。



icon152 2015 Beaujolais

【地方】 ボージョレー 【A.O.C.】 ボージョレー
【醸造方法】 ステンレスタンクにて発酵
【熟成方法】 ステンレスタンクにて熟成

フレッシュ感が持ち味の白ワイン。
シャブリほど、酸味とミネラル感は強くなく、
好感のもてるフルーティーさが持ち味で
飲み飽きしない日常消費用として最適です。




icon28 Potage icon28

6種の白ワインのテイスティングで疲れた味覚を癒すため、

前菜は、やさしい口当たりのポタージュを

お召し上がりいただきました!



icon28 Boulide icon28

メイン料理はプロヴァンス地方の魚料理ブーリード!

アンコウなどの白身の魚を使うことが多い料理ですが、

今回はアトランティックサーモンで調理してみました!

ガーリックの風味が心地よいアイオリソースがポイント!

コクを出すため少量のバターを加えました!

フレッシュな白ワインにも、コクのある白ワインにも合うよう、

一工夫してみました♫




ありがとうございました face02
  


Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 17:10Comments(0)ワイン会