2021年11月08日

新着ワイン情報【2021年11月】マディラン



icon152 2019 Laougue Madiran “19.10”
【生産地】仏南西地方マディラン 【葡萄品種】タナ90%、カベルネ・フラン10%

フランス南西地方の赤ワインの銘醸地マディラン。

この地で代々葡萄栽培農家を営んできたダバディ家。

1980年代、先代ピエール・ダバディ氏によって、

自らのワイン造りをスタートさせ、

その息子である現当主シルヴァン・ダバディ氏が、

ワイナリーを大きく発展させました。

マディランの赤ワインの主要黒葡萄品種タナは、

タンニン(渋味)の語源となったほど渋味が強く、

出来上がった赤ワインは10年以上の熟成を要すと、

言われていたほどでしたが、

ドメーヌ・ロウグは新しいマディランにチャレンジ、

若いうちから上質なタンニンを楽しめる、

現代的なスタイルのワイン造りに成功しました。



icon152 清涼感溢れる香り、漆黒の深い色合い。

引き締まった果実味と、ほどよい酸味、

そして持ち味である上質な渋味。

無駄のないソリッドな味わいのフルボディ。

この地方の名産である羊料理にピッタリな赤ワインです。

ワイン名の “19.10”は敬愛する祖父の誕生日だそうです。
  


Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 17:30Comments(0)おすすめワイン