2018年04月17日
シュペートブルグンダー
ドイツではシュペートブルグンダーと呼ばれるピノ・ノワール。
近年、ドイツ産ピノ・ノールの品質が急上昇し、
世界の注目を集めています!
先月開催のプレミアムワイン会でも、
ブルゴーニュのプルミエ・クリュとの飲み比べで、
その品質の高さが評判となりました。
ドイツ最南端のワイン産地バーデン地方は、
フランス、アルザス地方に隣接し、
ブルゴーニュと同じ気候帯に属する
ドイツ国内では温暖な地方です。
その地理的条件を利用して、
シュペートブルグンダーのワインの生産が盛んです。
バーデン地方は、20世紀初頭までの約900年間、
バーデン大公国として独自の君主をいただく国でした。
ロイヤルファミリーのマルクグラフ・フォン・バーデン一族は、
君主としての役割を終えた現在でも
人々に尊敬の念とともに大変愛されており、
所有する城を使ってワイン造りを営んでいます。
※画像は現当主バンアード・プリンツ・フォン・バーデン殿下。
そのひとつシュロス・シュタイフェンベルク城に残る記録では、
882年にシュペートブルグンダーが栽培されていたという記載があり、
白ワインの生産が主体のドイツにおいて、
1000年以上にもわたりピノ・ノワールの銘醸地として存在していました。
長い歴史を誇り、更に成長を続けるドイツのピノ・ノワール!
ぜひ一度お試しください!
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Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 19:00│Comments(0)
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