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2018年10月31日

SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

Prive
wine-kai

Le 30 Octobre 2018
SAKEの会
~第一回~
ひやおろし
SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

第一回目の日本酒の会、大好評で終了しました!

満席のご参加ありがとうございました<(_ _)>

SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

全てワイングラスでお召し上がりいただきました!

香りを楽しむ吟醸酒は丸みのある赤ワイン用グラス!

味わいを楽しむ純米酒はストレートな白ワイン用グラス!

提供温度は吟醸酒12~13℃、純米酒17~18度!

それぞれの特徴を生かす温度設定でお試しいただきました!


SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

べんてん山羽音 純米吟醸 ひやおろし
【産地】山形県 【酒造米】 出羽の里

天明8年(1788年)、創業者の初代後藤卯左衛門が

当地で酒造業をはじめるにあたり、

蔵近くで「辯財天」を祀っている奥津島神社から、

『辯天』を名乗ることを許されたことが起源となります。

以来、酒名を『べんてん』とし、

年一回仕込の高品質主義を貫いています。

心地よい吟醸香、キレのある酸味!

味わいは繊細で清涼感に溢れています!

北国のおサケらしい凛とした印象の銘酒です!

SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

玉乃光 純米大吟醸 ひやおろし原酒
【産地】京都府 【酒造米】 備前雄町

初代中屋六左衛門が和歌山市寄合町にて、

紀州国紀州藩の第二代藩主、

徳川光貞(家康の孫)の免許で創業。

戦後、戦災を逃れ京都伏見に移転、

業界初の米100%の純米清酒の開発、雄町米の復活等、

酒造業界の発展に大いに寄与しました。

今回テイスティングは珍しい大吟醸のひやおろし!

リンゴやイチゴを思わせるフルーツ香、

なめらかな舌触りと、やわらかな味わい!

どこまでも繊細で、そして長い余韻!

伝統のある蔵だけに、味の安定感はバツグン!

安心して楽しむことが出来ます!

SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

伊乎乃 特別純米 ひやおろし
【産地】新潟県 【酒造米】 魚沼産五百万石

『伊乎乃』とは、蔵元である高の井酒造が所在する

小千谷市を含む魚沼地域の昔の総称です。

この地域の特性(テロワール)を表現した酒造りを目指しています。

また、雪国の気候を利用した雪中貯蔵酒を、

初めて成功させた蔵としても有名です。

クリーミーなお米と麹の香り、深くコクのある味わい!

口当たりはまろやかで、長い余韻!

米処、日本酒処、新潟県らしい

完成度の高い味わいのひやおろしです!

SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

庵 備前雄町 特別純米 ひやおろし
【産地】岡山県 【酒造米】 備前雄町

熊屋酒造は江戸中期1716年、

庵谷伊七により創業された酒造りに一筋の蔵元です。

蔵元の敷地内には水質の違う井戸があり、

硬水と軟水を調合した仕込み水を使った酒造りが特徴です。

最高品質の酒には、創業者の名前の一字を取り

『庵』と名付けられています。

この蔵の看板『備前雄町』を用いたひやおろし!

ヨーグルトを思わせるクリーミーな香り!

しっかりとした力強い味わいと深いコク!

繊細さと力強さを合わせ持つ逸品!

今回テイスティングの2種類の特別純米のひやおろしは、

どちらも高品質で個性的!

蔵元の酒造りの哲学や、生産地の特性を、

良く表現していると思います!


【テイスティング総評】

ワインほど差異の出にくい日本酒ですが、

飲み比べると、製法による違いがよく解ります。

今回は吟醸酒、純米酒とグループ分けしてテイスティングしたので、

それぞれの特徴がよく理解できました。

料理とのマリアージュでは、

様々な風味の前菜には、繊細な吟醸酒、

温かいメイン料理に旨味のある純米酒を合わせてみました!

日本酒に洋食的なアプローチがとても新鮮です!

温かい料理には燗付けできる日本酒がよく合う!

というのが葡萄酒家の持論!

今回は精米歩合の高い特別純米酒なので、

常温でいただきましたが、

燗を付けるなら、通常の純米酒を人肌燗(35度)がオススメ!

風味にふくらみが出て、米や麹の香りが引き立ちます!

吟醸酒は香りが強くなり過ぎる為、燗付けには不向き。

温度も含めて料理とのマリアージュを考えるのは楽しいですネ♫


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SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

icon28 海の幸,山の幸のオードブル・ヴァリエ icon28

ヤリイカとセロリのマリネ オレンジの風味
根菜のリヨン風
スモークサーモンのパイ仕立て
自家製オイルサーディン
ほうれん草としめじのテリーヌ
海老と帆立のテリーヌ

香り高く繊細な味わいの吟醸酒に合わせた前菜!

魚介と野菜で6種類の料理を作り、少しずつ盛り合わせました!

少し冷やした吟醸酒がより楽しくなるオードブルです!

SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

icon28 鱸のポワレ 西京味噌のバターソース icon28

コクと深みのある味わいの純米酒に合わせたメイン料理!

皮はパリッと、身はふっくらとポワレしたスズキに、

西京味噌をアクセントにしたソース!

オニオンとバターをベースにして、

味噌が主張しすぎないように仕上げました!

魚の旨味を引出し、お酒と結びつける仲人のようなソースです!

SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

icon28 きのこのリゾット icon28

〆の一品はきのこを使ったリゾット!

今回は食中にパンをお出ししないので、最後にご飯モノ!

普段洋食にはあまり使われない椎茸を主にしました!

秋の風味が心地よくただよう一皿です!


SAKEの会【第一回】ひやおろし~レポート

4種のひやおろしは店頭販売もしております!

秋の味覚をぜひお楽しみください♫

ありがとうございました !!

第2回SAKEの会は新春『搾りたて新酒』!

お楽しみに face02



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Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 17:00│Comments(0)ワイン会日本酒☆葡萄酒家セレクション
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