2021年07月04日
ワイン会レポート~2021年6月
Le 162
葡萄酒家&TerrineTerrine
WINE-KAI
* Le Vin Japonais Ⅱ *
162回目のワイン会、全日程終了いたしました!
ご参加ありがとうございました!
今回のテーマは、最新の日本ワインと、
本場フランスのワインとの飲み比べ!
2019 Anto高山村 Chardonnay
【産地】長野県 【葡萄品種】シャルドネ100%
今回は、2016年創立の『信州たかやまワイナリー』に、
スポットを当ててみました。
長野県北部高山村では1996年から、
ワイン用葡萄栽培が村の事業として行われ始め、
当初、栽培された葡萄は村外のワイナリーに供給され、
その品質は高く評価されていました。
今回テイスティングのシャルドネ種を用いた白ワインは、
爽快な香り、きめ細やかな酸味と果実味。
後味に感じるわずかなほろ苦さが心地よい。
植物性の繊細な味わいが特徴です。
2018 La Chablisienne Bourgogne Chardonnay
【A.O.C.】ブルゴーニュ・ブラン 【葡萄品種】シャルドネ100%
仏ブルゴーニュの白ワインの銘醸、
シャブリ最大の生産者組合シャブリジェンヌが造る、
ベーシックなブルゴーニュ・ブラン。
A.O.C.シャブリと同等のシャルドネ種を用い、
醸造過程で発生する澱とともに熟成させる、
シュール・リー製法を用いて、
果実味豊かなミネラル感あふれる白ワインに仕上げています。
優雅で透明感のある香り。
果実の凝縮感が高く、厚みのある味わい。
伝統の白ワインの産地だけに、
洗練された風味を感じます。
2019 Anto高山村 Merlot
【産地】長野県 【葡萄品種】メルロ100%
醸造担当は山梨県勝沼町とボルドーにて、
ワイン造りに関わってきた鷹野永一氏。
標高の高い高山村のテロワールを生かした
ワイン造りを実践しています。
メルロ種は葡萄由来の果実味を生かすため樽熟成を行わず、
ステンレスタンクで醸造・熟成を行っています。
明るいクリアな色合い、フランボワを思わせる陽性な香り。
渋味、酸味、果実味の三味一体のバランスの整った味わい。
重すぎず、軽すぎず、絶妙な飲み口。
2018 Ch. Couronneau Rouge
【A.O.C.】ボルドー・スペリュール 【葡萄品種】メルロ100%
ワイングローワー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた、
実力派のクリストフ・ピア氏が造るボルドールージュ。
広大な葡萄畑が広がるボルドーでは、
困難とされるビオディナミ(自然栽培)を実践し、
且つ、味覚満足度も高いワイン造りに成功しています。
深く濃い色合い、ブラックベリー系の香り。
濃密な果実味、ほどよい渋味と酸味。
飲み飽きしないオーソドックスなボルドールージュです。
【テイスティング総評】
今回は同品種、同価格帯の、
日本ワインとフランスワインを飲み比べてみました。
従来の日本ワインは、
味わいと価格のアンバランスが指摘されてきましたが、
この数年で大幅に改善され、
輸入ワインとの競争力を身に着けてきました。
今回テイスティングのシャルドネ種、メルロ種、
ともにテロワールを反映し易い品種なので、
それぞれの産地の特徴がうまく反映され、
とても好感が持てました。
甲州種やベリーA種のような日本固有の品種とともに、
シャルドネ種、メルロ種等の、
国際品種の品質向上も目覚ましく、
10年後が楽しみな日本ワインです。
豆アジのエスカベーシュ
日仏のシャルドネ種の白ワインに合わせた料理!
二度揚げして骨までサックリの豆アジを、
数種のヴィネガーをブレンドした、
オリジナルのマリネ液に漬け込みました!
一緒にマリネする赤たまねぎ、ズッキーニ、パプリカは、
それぞれ、フレッシュ、ボイル、グリルして、
最適なお味を引き出しました♫
ブルターニュ・ポークのロティ 杏のソース
日仏のメルロ種の赤ワインに合わせたメイン料理!
旨味タップリのブルターニュ産の白豚を、
ジューシーにロースト!
もぎたて杏をコンポートにしたソースで、
お召し上がりいただきました♫
今回も多くのご参加ありがとうございました。
社会情勢により、度重なる延期、日程変更など、
ご参加の方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ございません。
規定に即した対策を施し、
安心してご参加いただけますよう、
努めて参ります。
ご理解お願い申し上げます。
ありがとうございました!!
葡萄酒家&TerrineTerrine
WINE-KAI
* Le Vin Japonais Ⅱ *
162回目のワイン会、全日程終了いたしました!
ご参加ありがとうございました!
今回のテーマは、最新の日本ワインと、
本場フランスのワインとの飲み比べ!
2019 Anto高山村 Chardonnay
【産地】長野県 【葡萄品種】シャルドネ100%
今回は、2016年創立の『信州たかやまワイナリー』に、
スポットを当ててみました。
長野県北部高山村では1996年から、
ワイン用葡萄栽培が村の事業として行われ始め、
当初、栽培された葡萄は村外のワイナリーに供給され、
その品質は高く評価されていました。
今回テイスティングのシャルドネ種を用いた白ワインは、
爽快な香り、きめ細やかな酸味と果実味。
後味に感じるわずかなほろ苦さが心地よい。
植物性の繊細な味わいが特徴です。
2018 La Chablisienne Bourgogne Chardonnay
【A.O.C.】ブルゴーニュ・ブラン 【葡萄品種】シャルドネ100%
仏ブルゴーニュの白ワインの銘醸、
シャブリ最大の生産者組合シャブリジェンヌが造る、
ベーシックなブルゴーニュ・ブラン。
A.O.C.シャブリと同等のシャルドネ種を用い、
醸造過程で発生する澱とともに熟成させる、
シュール・リー製法を用いて、
果実味豊かなミネラル感あふれる白ワインに仕上げています。
優雅で透明感のある香り。
果実の凝縮感が高く、厚みのある味わい。
伝統の白ワインの産地だけに、
洗練された風味を感じます。
2019 Anto高山村 Merlot
【産地】長野県 【葡萄品種】メルロ100%
醸造担当は山梨県勝沼町とボルドーにて、
ワイン造りに関わってきた鷹野永一氏。
標高の高い高山村のテロワールを生かした
ワイン造りを実践しています。
メルロ種は葡萄由来の果実味を生かすため樽熟成を行わず、
ステンレスタンクで醸造・熟成を行っています。
明るいクリアな色合い、フランボワを思わせる陽性な香り。
渋味、酸味、果実味の三味一体のバランスの整った味わい。
重すぎず、軽すぎず、絶妙な飲み口。
2018 Ch. Couronneau Rouge
【A.O.C.】ボルドー・スペリュール 【葡萄品種】メルロ100%
ワイングローワー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた、
実力派のクリストフ・ピア氏が造るボルドールージュ。
広大な葡萄畑が広がるボルドーでは、
困難とされるビオディナミ(自然栽培)を実践し、
且つ、味覚満足度も高いワイン造りに成功しています。
深く濃い色合い、ブラックベリー系の香り。
濃密な果実味、ほどよい渋味と酸味。
飲み飽きしないオーソドックスなボルドールージュです。
【テイスティング総評】
今回は同品種、同価格帯の、
日本ワインとフランスワインを飲み比べてみました。
従来の日本ワインは、
味わいと価格のアンバランスが指摘されてきましたが、
この数年で大幅に改善され、
輸入ワインとの競争力を身に着けてきました。
今回テイスティングのシャルドネ種、メルロ種、
ともにテロワールを反映し易い品種なので、
それぞれの産地の特徴がうまく反映され、
とても好感が持てました。
甲州種やベリーA種のような日本固有の品種とともに、
シャルドネ種、メルロ種等の、
国際品種の品質向上も目覚ましく、
10年後が楽しみな日本ワインです。
豆アジのエスカベーシュ
日仏のシャルドネ種の白ワインに合わせた料理!
二度揚げして骨までサックリの豆アジを、
数種のヴィネガーをブレンドした、
オリジナルのマリネ液に漬け込みました!
一緒にマリネする赤たまねぎ、ズッキーニ、パプリカは、
それぞれ、フレッシュ、ボイル、グリルして、
最適なお味を引き出しました♫
ブルターニュ・ポークのロティ 杏のソース
日仏のメルロ種の赤ワインに合わせたメイン料理!
旨味タップリのブルターニュ産の白豚を、
ジューシーにロースト!
もぎたて杏をコンポートにしたソースで、
お召し上がりいただきました♫
今回も多くのご参加ありがとうございました。
社会情勢により、度重なる延期、日程変更など、
ご参加の方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ございません。
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ご理解お願い申し上げます。
ありがとうございました!!
【ワインリスト】ワイン会2024年4月
【ワイン会】レポート~2024年3月
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【ワインリスト】2024年3月ワイン会
【ワイン会】2024年3月のご案内
【ワイン会】レポート~2024年2月
【ワイン会後半のご案内】2024年2月
【ワインリスト】2024年2月のワイン会
【ワイン会】2024年2月のご案内
【ワイン会】レポート~2024年1月
【ワインリスト】2024年1月ワイン会
【プライベートワイン会】2024年1月13日
【ワイン会】2024年1月のご案内
【ワイン会】レポート~2023年12月
【ワイン会】ご案内〔第190回〕2023年12月
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【ワインリスト】2023年11月ワイン会
【ワイン会】ご案内〔第189回〕2023年11月
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Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 17:30│Comments(0)
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