マールとグラッパ

葡萄酒家とテリーヌテリーヌ

2022年04月08日 17:30



ワインを造る際に葡萄果汁を絞った後に残る、

果皮や種子を蒸留して造った蒸留酒を、

フランスではマール、イタリアではグラッパと呼びます。

ブランデーの一種ですが、

濃厚な一番果汁を使うブランデーよりも、

口当たりが軽く柔らかいのが特徴。







Louis Jadot
Vieux Marc de Bourgogne A La Mascotte


ブルゴーニュの大御所ルイ・ジャドのマール。

おなじみのバッカスの紋章のエチケット。



香り高く、柔らかい口当たり、長い余韻。

マールは樽熟成を行っていることがほとんどなので、

大きめの丸いグラスで、手で温めながら、

芳醇な香りを楽しみたいですネ♫

ルイ・ジャド社訪問記







Distilleria Pilzer Grappa di Moscato Rosa

北イタリア、トレンティーノに本拠を構えるピルツァー社。

グラッパ専門の蒸留所です。

周辺のワイナリーから直接、搾汁後の葡萄粕を集め、

良質でコスパの高いグラッパを造っています。



グラッパは樽熟成を行わないものが主流。

キリっと冷やして小さめのグラスでキュっと飲みましょう!

エスプレッソを飲んだ後のカップに注いで飲むのもGOOD

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