2022年03月27日
ワイン会レポート~2022年3月
Le 169
葡萄酒家&TerrineTerrine
WINE-KAI
* 春のフランス・ワイン紀行① *
Val de Loire
~ロワール渓谷/世界遺産のワイン~
3月のワイン会、全日程終了しました!
多くのご参加ありがとうございました♫
今月から3カ月連続シリーズ、
春のフランスワイン紀行!
第一幕はロワール地方の、
ワインとお料理をお楽しみいただきました♫
Louis de Grenelle Saumur Grande Cuvee Brut
【A.O.C.】ソーミュール【葡萄品種】シュナン・ブラン90% シャルドネ10%
1859年創立、スパークリングワイン専門の、
家族経営のワイナリーです。
ワインの熟成にこだわりを持ち、
自家カーヴで熟成させて出荷しています。
ソーミュール・グラン・キュヴェ・ブリュットは、
法定9カ月の熟成義務ですが、
同社では36カ月熟成させています。
きめ細やかな泡立ち、美しい金色。
果実味に溢れ、洗練された酸味が心地よい。
深いコクと余韻の長さが熟成の恩恵を受けています。
2018 Foliette Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie Tradition
【A.O.C.】ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ【葡萄品種】ミュスカデ100%
1926年創立の老舗ワイナリーです。
軽快な早飲みワインと認識されていた、
ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌを、
熟成可能な、ボディのあるワインへと、
変貌させた立役者です。
香ばしい香り、濃い目の色合い。
心地よい酸味と、厚い果実味、
樽熟成によるハチミツを思わせるなめらかな甘味。
生牡蠣に合うとされるミュスカデですが、
フォリエットのミュスカデは、
焼き牡蠣やクリーム煮、牡蠣鍋にも合いそうです。
2019 Saumur Champigny Château de Villeneuve
【A.O.C.】ソーミュール・シャンピニィ【葡萄品種】カベルネ・フラン100%
16世紀から続く名門シャトー。
1993年より現当主ジャン・ピエール氏が引き継ぎました。
ロワール川中流域の主要黒葡萄、
カベルネ・フランを用いた赤ワインが主力です。
黒々とした深い赤色、
青野菜を思わせるヴェジェタルな香り。
こなれたタンニンと、繊細な酸味。
心地よい収斂性が持ち味。
今回のメイン料理、赤ワイン煮にピッタリな一本です。
2017 Serge Dagueneau Cotes de la Charite Pinot Noir
【I.G.P.】コート・デ・ラ・シャリテ【葡萄品種】ピノ・ノワール100%
セルジュ・ダグノーは、ロワール川上流域の
白ワインの銘醸中央フランス地区にて、
1830年からワイン造りをする家系です。
主力のソーヴィニヨン・ブラン種の白ワインの他、
良質なピノ・ノワール種の赤ワインを産出しています。
優雅な香り、透明感のあるクリアな色合い。
心地よい渋味と酸味、カシスを思わせる果実味。
エレガンスを感じる全体像のワイン。
ブルゴーニュワインの価格高騰が続いていますが、
良質なピノ・ノワール種の赤ワインの銘醸地として、
ロワール川上流域は注目です。
【テイスティング総評】
ロワール地方は久しぶりのテーマでした。
ありとあらゆるワインが存在する、
ヴァラエティに富んだワイン産地。
ワインのセレクトに楽しく悩みました。
飲んだことのないワインが無数に存在し、
ご参加のお客様にも、
興味深く楽しんでいただけました。
あまり知られていない葡萄品種も、
多数存在するワイン産地なので、
またいつか取り上げてみたいと思います。
Terrine de asperges vertes sauce mousseline
~アスパラガスのテリーヌ ソース・ムースリーヌ~
スパークリングワイン、白ワインに合わせた前菜は、
ロワールの名産品アスパラガスを、
旬の春人参、グリーンピース、生ハムとともに、
ジュレ寄せにした爽やかな一皿!
ソース・オランデーズに生クリームを加えて、
クリーミーに仕上げたソース・ムースリーヌを添えて♫
Coq en Barbouille
~鶏のバルブイユ風~
2種類の赤ワイン煮合わせたメイン料理は、
バルブイユ風と呼ばれる、お肉の赤ワイン煮!
ロワール川中流域アンジュに近いベリの郷土料理です!
雄鶏やうさぎ、鴨などを使いますが、
今回は身質が柔らかい、
国産若鶏のもも肉で作りました!
プルーンの赤ワイン煮が、お味のアクセント♫
ありがとうございました !!
葡萄酒家&TerrineTerrine
WINE-KAI
* 春のフランス・ワイン紀行① *
Val de Loire
~ロワール渓谷/世界遺産のワイン~
3月のワイン会、全日程終了しました!
多くのご参加ありがとうございました♫
今月から3カ月連続シリーズ、
春のフランスワイン紀行!
第一幕はロワール地方の、
ワインとお料理をお楽しみいただきました♫
Louis de Grenelle Saumur Grande Cuvee Brut
【A.O.C.】ソーミュール【葡萄品種】シュナン・ブラン90% シャルドネ10%
1859年創立、スパークリングワイン専門の、
家族経営のワイナリーです。
ワインの熟成にこだわりを持ち、
自家カーヴで熟成させて出荷しています。
ソーミュール・グラン・キュヴェ・ブリュットは、
法定9カ月の熟成義務ですが、
同社では36カ月熟成させています。
きめ細やかな泡立ち、美しい金色。
果実味に溢れ、洗練された酸味が心地よい。
深いコクと余韻の長さが熟成の恩恵を受けています。
2018 Foliette Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie Tradition
【A.O.C.】ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ【葡萄品種】ミュスカデ100%
1926年創立の老舗ワイナリーです。
軽快な早飲みワインと認識されていた、
ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌを、
熟成可能な、ボディのあるワインへと、
変貌させた立役者です。
香ばしい香り、濃い目の色合い。
心地よい酸味と、厚い果実味、
樽熟成によるハチミツを思わせるなめらかな甘味。
生牡蠣に合うとされるミュスカデですが、
フォリエットのミュスカデは、
焼き牡蠣やクリーム煮、牡蠣鍋にも合いそうです。
2019 Saumur Champigny Château de Villeneuve
【A.O.C.】ソーミュール・シャンピニィ【葡萄品種】カベルネ・フラン100%
16世紀から続く名門シャトー。
1993年より現当主ジャン・ピエール氏が引き継ぎました。
ロワール川中流域の主要黒葡萄、
カベルネ・フランを用いた赤ワインが主力です。
黒々とした深い赤色、
青野菜を思わせるヴェジェタルな香り。
こなれたタンニンと、繊細な酸味。
心地よい収斂性が持ち味。
今回のメイン料理、赤ワイン煮にピッタリな一本です。
2017 Serge Dagueneau Cotes de la Charite Pinot Noir
【I.G.P.】コート・デ・ラ・シャリテ【葡萄品種】ピノ・ノワール100%
セルジュ・ダグノーは、ロワール川上流域の
白ワインの銘醸中央フランス地区にて、
1830年からワイン造りをする家系です。
主力のソーヴィニヨン・ブラン種の白ワインの他、
良質なピノ・ノワール種の赤ワインを産出しています。
優雅な香り、透明感のあるクリアな色合い。
心地よい渋味と酸味、カシスを思わせる果実味。
エレガンスを感じる全体像のワイン。
ブルゴーニュワインの価格高騰が続いていますが、
良質なピノ・ノワール種の赤ワインの銘醸地として、
ロワール川上流域は注目です。
【テイスティング総評】
ロワール地方は久しぶりのテーマでした。
ありとあらゆるワインが存在する、
ヴァラエティに富んだワイン産地。
ワインのセレクトに楽しく悩みました。
飲んだことのないワインが無数に存在し、
ご参加のお客様にも、
興味深く楽しんでいただけました。
あまり知られていない葡萄品種も、
多数存在するワイン産地なので、
またいつか取り上げてみたいと思います。
Terrine de asperges vertes sauce mousseline
~アスパラガスのテリーヌ ソース・ムースリーヌ~
スパークリングワイン、白ワインに合わせた前菜は、
ロワールの名産品アスパラガスを、
旬の春人参、グリーンピース、生ハムとともに、
ジュレ寄せにした爽やかな一皿!
ソース・オランデーズに生クリームを加えて、
クリーミーに仕上げたソース・ムースリーヌを添えて♫
Coq en Barbouille
~鶏のバルブイユ風~
2種類の赤ワイン煮合わせたメイン料理は、
バルブイユ風と呼ばれる、お肉の赤ワイン煮!
ロワール川中流域アンジュに近いベリの郷土料理です!
雄鶏やうさぎ、鴨などを使いますが、
今回は身質が柔らかい、
国産若鶏のもも肉で作りました!
プルーンの赤ワイン煮が、お味のアクセント♫
ありがとうございました !!
【ワイン会】レポート~2024年4月
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【ワイン会】レポート~2023年12月
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Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 19:30│Comments(0)
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