2019年12月08日

ワイン会レポート~2019年12月

Le 146
葡萄酒家&TerrineTerrine
WINE-KAI


2019 心に残ったワイン!



2019年最後のワイン会は、恒例の心に残ったワイン!

今年ワイン会でご紹介しきれなかった

心に残る美味しいワイン4種!

テリーヌテリーヌのクリスマス料理とともに

お楽しみいただきました icon06




icon152 Bernhard Koch Riesling Sekt Brut
【産地】独プァルツ 【葡萄品種】リースリング100%

南ドイツ、プァルツにて15世紀から続く家族経営のヴァイン・ケラー。

1980年より現当主ベルンハルト・コッホ氏が運営、

2017年より息子アレクサンダー氏が参加しています。

日本人醸造家、坂田千枝氏がケラーマイスターを務め、

飛躍的に品質が向上しました。

爽快な香り、きめ細やかな泡立ち、凝縮した果実味!

ワイン造り巧者のドイツらしい高品質なゼクト!

クリスマスにピッタリな一本です♪



2018 San Marzano EDDA
【産地】伊プーリア州 
【葡萄品種】シャルドネ60% フィアーノ・ミニュトーロ20% モスカート20%


サン・マルツァーノは、1200名以上の組合員が参加する、

プーリア州最大の生産者組合です。

毎年秋にリリースする『エッダ』は、

年内に完売する同ワイナリーが誇る傑作白ワイン。

その年の葡萄の作柄で葡萄品種のブレンドを変えて、

最上の味わいのワインを造っています。

完熟した柑橘と、グリーンなハーブの香り!

圧倒的な果実感とそれを支える上質な酸味!

明らかに前ヴィンテージから進化した新鮮な風味!

今年も100点満点が続出しそうな傑作です!



icon152 2017 Terre del Barolo Langhe Rosso
【産地】伊ピエモンテ州 【葡萄品種】ピノ・ネーロ85% ネッビオーロ15%

イタリア最高峰の赤ワイン、バローロの、

最大の生産者組合テッレ・デル・バローロ。

このランゲ・ロッソは、同ワイナリーが、

日本の為だけに造ったスペシャルキュヴェ。

ピノ・ネーロ(ピノ・ノワール)が多く使われているのが特徴です。

香しい芳香、柔らかな渋味と酸味、

バランスの良い果実味!

今回赤ワインは、イタリアとフランスの、

ピノノワール種の飲み比べになりましたが、

本場ブルゴーニュにも負けない、

ピエモンテのピノネーロの実力を、

存分に味わうことのできるハイコスパな赤ワインです!



icon152 2015 Michel Goubard Bourgogne Cotes Chalonnaise V.V.
【産地】仏ブルゴーニュ 【葡萄品種】ピノ・ノワール100%

ブルゴーニュ南部の隠れた銘醸地コート・シャロネーズにて、

17世紀からワイン造りを営むグバール家。

1962年、現当主ミシェル・グバール氏が引き継いでから、

品質が飛躍的に向上しました。

出来上がったワインはすぐには出荷せず、

自家カーヴで保管し、飲み頃迎えてから出荷します。

待望のグレートヴィンテージ2015年が、

現在の最新ヴィンテージです。

優雅で芳醇な香り、なめらかな舌触りと長い余韻!

ピノノワール種の美しい風味を楽しめる逸品です!


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icon28 五色の食彩のテリーヌ icon28
完熟かぼすのジュレとともに


上からきのこ、トマト、かぼちゃ、ほうれん草、ニンジン!

5種類の野菜を使い5層に仕上げたテリーヌ!

それぞれの食材美味しさが一体となってます!

完熟した、かぼすのゼリーとともに♫

果実味溢れるドイツのスパークリングワイン、

南イタリアの白ワインにとてもよく合ってますicon06



icon28 バルバリー産 鴨のコンフィ icon28

メイン料理は鴨のコンフィ!

鴨もも肉の旨味がギュッと凝縮!

今回お召し上がりいただだいた赤ワインは、

伊ピエモンテのピノ・ネーロ(ピノ・ノワール)と、

仏ブルゴーニュ・ルージュの飲み比べ!

エレガントなピノ・ノワール種の赤ワイン、

ピッタリなメイン料理です!


【今年のワイン会の総括】

今年最後のワイン会、

多くのご参加ありがとうございました!

ワインの風味は葡萄の作柄に左右される部分が大きいですが、

近年の気候の変化にワインも、

多大な影響を受けていることを感じた一年でした。

変化する環境の中で造り手達が、

より良いワインを造ろうとする思いを、

これからのワイン会で伝えていけたらと思う次第です。

また、それらのワインとマリアージュする料理の開発も、

造り手の思いに答える一つの手段と考え、

より探究を進めていきたいと思います。

来年も葡萄酒家&テリーヌテリーヌのワイン会を

どうぞよろしくお願いいたします face02

  


Posted by 葡萄酒家とテリーヌテリーヌ at 19:30Comments(0)ワイン会